■No.22(2007年9月号)久保田敬一、竹原 均/ 「Fama-Frenchファクターモデルの有効性の再検証」

本研究の計算の一部に誤りがありましたので、ここに訂正させていただきます。

(1)表6、「スタイルインデックスを使用して測定された擬似HMLファクターの性質」において、Russel/Nomura日本株インデックスの擬似HML系列の計算に誤りがありました。再計算の結果、Russel/Nomura日本株インデックスのもとでのHMLファクターの平均(Mean)が0.501%、標準偏差(S.D.)が2.708%となります。またFama-French HMLファクターとのピアソン相関、スピアマン順位相関は、それぞれ0.622、0.533まで上昇します。(論文掲載時は平均0.570%、標準偏差5.843%、ピアソン相関0.250、スピアマン順位相関0.280でした。)

(2)本文内で東京証券取引所第一部・第二部上場企業としている部分で、東証マザーズ上場企業がサンプルに含まれておりました。ただしFama-Frenchベンチマークは時価加重平均型株価指数であることから、Fama-Frenchファクター、および検証結果に与える影響は微少なものです。

上記の誤りについてご指摘いただいた、野村證券株式会社 金融工学研究センター 徳野明洋主任研究員、太田紘司研究員に感謝致します。また『現代ファイナンス』の読者の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び致します。

執筆者

■No.14(2003年9月号)山分 佐知子/「日本における株式新規公開に関する実証研究」

本論文の引用文献において、金子隆[2002]「なぜ企業は新規公開時にブックビルディング方式を選択す るのか?」(日本ファイナンス学会2002年度報告論文)とすべきところを著者名を誤り、金子勝[2002]としてしまいました。金子隆教授、金子勝教授 のお2人と『現代ファイナンス』の読者にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び致します。

執筆者

■No.11(2002年3月号)井坂直人/「金融派生市場の導入と原資産市場の流動性」-日経平均株価先物取引の事例-

35ページの表2-3、表2-4における、λ'とλ"はそれぞれλ'⇒λ"、λ"⇒λ'に修正いたします。

執筆者